【2023/3/31閉店】飯田橋にある老舗ラーメン屋「志那そばびぜん亭」に行って来ました
目次
はじめに
飯田橋にある老舗のラーメン屋「志那そばびぜん亭」というお店が2023年の3月末で閉店を迎えるという記事を読んだ。
これまでに訪問したことは無いが、一人のラーメンファンとしてはどんなお店なのか、どんなラーメンを提供しているのかというのは気になるところ。
調べたところ、お店は平日11:30~20:00の通し営業で土日祝はお休み。
幸か不幸か時間には余裕のある日々なので、3月17日(金)の14時ごろお店に伺いました。
この日の天気は曇りでしたが、JR飯田橋駅近くの街道沿いにある桜は見ごろを迎えており、出会いと別れの季節である春の訪れを感じさせます。
お店の場所は飯田橋駅から東京大神宮の方面へ歩いて5分くらいの場所にある。
大通りから少し横道に入った場所にあるので、目的を持って行こうと思わなければ気づかないが、地元民であれば誰でも知っているようなお店。
店舗外観・内観
14時ごろお店の前に到着して、外で待っているお客さんは一人。
数分待ちましたが、割とすぐに相席という形で2階に通されました。
1階は厨房とカウンター席になっており、亭主と女将さんの和やかな雰囲気。
一歩入っただけで常連さんに愛されている雰囲気が伝わってくるようなお店です。
2階は昭和レトロな雰囲気と料亭のような気品漂う内装で少し緊張します。
老舗の町中華のようなテーブルと椅子が良いですね。
メニューは壁に貼ってあり口頭で注文するシステム。
今回は「ちゃあしゅうそば」と「ビール」「餃子」を注文しました。
実食
最初に届いたのはビール(450円)。
平日のお昼14時くらいで周りにサラリーマンがいる中で飲むビールの旨さは格別。
漫画『一日外出録ハンチョウ』の中で、昼間から立ち食いそば屋で生ビールを美味しそうに飲んでいる大槻班長の気持ちが少し分かった気がします。
しばらく待ってから頼んだ商品が到着。
ラーメンと餃子とビール。これぞまさに王道の組み合わせですよね。
まずは餃子から食べてみます。
一つ一つが結構大きいのが伝わるでしょうか。
ニンニクをかなり効かした餃子で、ビールのおつまみにめちゃくちゃ良く合います。
今までラーメン屋で食べた餃子ランキングの中で個人的ベスト3には入る美味しさ。
続いて主役のちゃあしゅうそばを食べてみます。
まずはスープから。
かなり優しい醤油ベースの中華スープ。
昔から長く続いている歴史を感じさせるような味わい。
濃いめの醤油ラーメンとか豚骨ラーメンとか、パンチのある味を食べ慣れている人からするとかなり薄いと感じてしまうような繊細さのあるスープ。
麺は縮れ麺で本当に王道の中華そばだなといった印象。
ほろほろと舌の上でとろけるようなチャーシューもめちゃくちゃ美味しかったです。
お酒を飲んだ後の〆でもスルスルと食べれるようなあっさり系ラーメン。
ご馳走さまでした。
お会計は1階で食べたものを自己申告する形。
合計1800円でした。
3月末で閉店が悔やまれる常連に愛されているお店だとひしひし感じました。
名店の歴史が一つ終わってしまうのは名残惜しい気持ちになりますね。
おわりに
3月31日で閉店してしまう飯田橋にある老舗ラーメン屋「志那そばびぜん亭」に初めて行って来ました。お店の内装や趣ある雰囲気に緊張しましたが、長くこの地で愛されている理由も納得できるような素敵なお店であると感じました。
昨今飲食店の入れ替わりは激しく、老舗の名店と呼ばれるお店もいつ閉店してしまうのか分からない状況なので、気になるお店や行ってみたいお店にはこれからも積極的に足を運んでいきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。