水瓶

自由に書きたいことを書くブログ

【10月の反省】無職になってから半年経過して日雇いバイトに行った話

はじめに

今年の4月末に会社を退職してから、恐ろしいことに気付けば半年経っていました。

 

失業保険のおかげで「のんびり転職活動しても何とかなるだろう」という楽観的な見通しで過ごしてきた結果、20社くらい応募して一次面接すら通過できないまま10月になりました。

(正確には2社一次面接は通過したが、一つは辞退して、もう一つは職務経歴書うつ病のこと書いてた為か二次面接の案内で音信不通になった。)

 

なかなか内定が決まらないのは、うつ病で会社辞めたせいというよりも、自分のコミュニケーション能力不足と自己分析や面接対策の甘さが招いた結果であると思う。

 

また、前職とは別の未経験の業種を受けていることも影響しているのだろう。段々応募できる求人も見つかりづらくなり、「あ、前落ちたところだ」という会社が増えてきた。

 

あまりにも面接に落ちすぎて、10月の頭頃から心が折れたような無気力状態になっていました。

しかし、その状態からある出来事をきっかけに心を入れ替えたのが10月20日頃で、とりあえずマーケティングのバイトを応募して、日雇いバイトにも応募し働いて無職から一歩踏み出し、今に到ります。

 

今回の記事では、10月の前半と後半に分けてリアルな感情の変化を綴っていきたいと思います。

 

10月1日~10月20日 虚無感の日々

10月の前半から半ば頃までの間、本当に無気力状態になり何もしない日々を過ごしていました。「早く仕事を探さないといけない」ことへのプレッシャーと、労働収入が無いことへの不安に毎日頭を抱える日々。

 

生活リズムも完全に崩壊し、朝の7時とかまで夜更かしをして夕方に目が覚める。

起きたとしても、「明日仕事探しをしよう」と先延ばしにしてしまい、結局何もできないまま時間だけが過ぎ去っていく状態でした。今振り返れば本当にもったいないですね。

 

外食はおろか食品を買う余裕も無く、空腹のまま眠る。

 

無職になったり長い間仕事を休んだ経験のある方なら分かると思いますが、自由で楽しいのは最初の1ヵ月くらいだけで、半年も働いていないと鬱になります。

人間は働いても鬱になる(場合がある)し、働かなくても鬱になるけど、働かないことで感じる鬱の方が辛いです。

 

特に一人暮らしの場合は昼夜逆転して一歩も外に出ないし誰とも会話しない日もザラにあるので、自分が社会から孤立した存在であると認識して不安が広がります。

そうなると、連鎖的に自分の将来の不安であったり、家賃の支払いどうしようみたいな悩みが次々出てきて、そこで行動できれば一番良いですが現実逃避して睡眠にふけったり夜更かししてYouTubeとか眺めたり酒に溺れてしまうようになるともう本当にどうしようもなくなります。

 

また、それまで交流のあった友達や知り合いとも段々疎遠になっていきます。

お金が無いのもありますが、自分が無職だという周囲と比べての劣等感や、自己肯定感も低くなっているので純粋に人と会うこと自体怖くなってしまうからです。

SNSで共通の友達が遊びに行った写真なんかを見ると結構メンタルにきます。

 

そんな中、私が立ち直った切欠は人から誘われたことでした。

ある発表会があるので、ぜひ観に来て欲しいとのこと。

 

正直めちゃくちゃ行きたかったけど、金銭的な理由で泣く泣く行けずに申し訳なさと悔しさでいっぱいになりました。

 

お金が無いと会いたい人にも会えないことを実感し、人生はお金が全てではないけど、お金が無いと幸せに生きることはできないことを悟りました。

 

生きるためにお金を稼ぐには働くしかないのだとようやく理解して行動し始めたのが10月の後半になってからなので2週間くらい無駄にしたと言えばそれまでですが、その期間のおかげで大事なことに気づくことができたと考えれば自分にとって必要な時間だったのかなと思います。

 

そこからとりあえず転職サイトのGreenで気になる求人に書類応募。

マーケティングに未経験から携われるとのことで、アンケートフォームに志望動機とか自己アピールとか書いて提出するタイプでした(1週間経っても返事来ず、別転職サイトで同じ企業からオファー来た)。

 

また、SEO関連のバイトに興味があり、indeedで見つけた求人に応募。

対面での面接と簡単な試験を受けて結果待ち。

→11/1日現在、1週間経っても連絡は無いので多分落ちました。

 

最後に、とりあえず何でもいいから働いて収入が欲しいと考え、ショットワークスで日雇いバイトを応募しました。派遣会社にweb登録する形で、面接などはありませんでした。10月の後半にイベント運営のバイトと、ワクチン会場の運営バイトの2日働いたので、あまり詳細には書けませんが次章ではその様子を記載したいと思います。

 

10月後半:日雇いバイトに行った話

  1. イベント運営のバイト

バイト当日はめちゃくちゃ緊張しました。

半年ぶりに働くわけで、ちゃんと仕事できるかなとか、それ以前に昼夜逆転治るかとか不安はありましたが、結論から言うと何とかなりました。

 

イベント運営は午後から始まり、集合は勤務開始の1時間前でした。

集合場所に行ってみると、大学生くらいの男女が多く、自分も大学生の頃を思い出しました。あるライブのイベント運営で、施設内でのお仕事でした。

 

開場まで施設の見学や、ミーティングなどを行い、開場してからはお客様の案内などをしていました。正直全然私はうまく仕事できなかったと思いますが、周りの方々が本当にいい人ばかりで良かったです。

 

残業なく上がれて約6時間ほどの勤務でしたが、姿勢良く座ったり立っていないといけないので体力的にはかなり疲れました。良かったのがお弁当が支給されて、余ったやつとかも頂けたことですね。もちろん現場にもよると思いますが、イベントバイトは食費を浮かせたい大学生とかにもおススメだと思います。普通に出会いもありそうだなと思いました。

 

      2.ワクチン会場運営のバイト

 

もう一つ、平日にワクチン接種会場の運営バイトに行ってきました。

こちらはもう8割くらい女性が多いバイトで、学生から幅広い年齢層でした。

 

私は受付の仕事を一日していました。

最初は難しく感じましたが、慣れてきたら何とか自分でもできそうな仕事。

平日のためかあまり打ちに来る人はそこまで多くは無く、休憩も結構多かったです。

土日は忙しいらしく、一日200人くらい来るそうです。

 

イベントバイトに続いて、本当に周りの人が優しくていい人で幸せでした。

もうあと1,2回同じ会場で働きたいと思えるくらいの職場。

残業は無くなり、16時頃には仕事終わって帰宅しました。

半年ぶりの華金は楽しかったです。

 

余談ですが、登録した派遣会社の口コミをネットで調べると評価めちゃくちゃ悪かったです。まあ、確かに時給は最低賃金で、交通費もろくに出ないので稼ごうと考えると厳しいものはありますが、2回入って2回とも雰囲気とか人間関係はかなり良く働きやすいと感じたので、個人的にはめちゃくちゃ悪くは無いと考えました。

 

日雇いバイトをした結果、社会復帰への良いリハビリになったと思います。

やっぱり働いた後の充実感達成感や、仕事やお金の有難みを肌で感じることができるので、気持ちも前向きになった気がします。中でも平日のワクチン接種会場運営バイトはおすすめだと思いました。

 

おわりに

10月は自分にとって、改めて自分のやりたいこととか仕事、お金について考え直すことができる期間だったのかなと思います。

 

でも本当にそろそろ正社員として働きたいと考えているので、11月から真剣に転職活動頑張りたいと思います。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。